当法人メンバーの特色である日本で培った障がい児(者)支援のスキルを活かし、カンボジアのかけがえのない子ども達の「命」に寄り添い、障がい児(者)支援に取り組んでいます。
2011年シェムリアップ孤児院センターで丸刈りで無口な少女に出会いました。
少女の名前は「ビスナー」。プオー市場に捨てられていたところ警察が、保護してシェムリアップ孤児院センターに入所しました。その子は、脳性麻痺と知的障がいを併せ持ち、てんかん発作のある女の子でした。
ビスナーとの出会いを契機に、日本で培った障がい福祉の経験を生かして、我々、NPO法人スロラニュプロジェクトはハンディキャップのある子どもたちの支援に取り組んでいます。
コムルー村の子ども達の「命」を守る小学校の教育を保障する為、校舎の修繕及び教材等を提供して継続的にサポートしています。
2012年、スロラニュプロジェクトは、コムルー村の子ども達が通学途中の国道6号線を横断する際、交通事故で死亡もしくは手足や脳を損傷している事実を知りました。子ども達が安全に教育を受けれるように2012年9月にコムルー村にドントロー小学校(本校)の分校として、子ども達の「命」を守る小学校を建設。現在は幼児部から3年生までの120名以上の子ども達が元気に学校に通っています。
スロラニュプロジェクトは小学校建設後も校長先生やスロラニュ小学校教諭と協力して、継続して支援に取り組んでいます。
カンボジアの村の貧困家庭に潤いを!皆様の寄付で生活に困窮している家庭の庭に井戸を設置。
2013年からNPO法人スロラニュプロジェクトは国際協力に関心のある方々から寄付金を頂き、現地の情報を収集して、井戸が必要な村の貧困家庭に、井戸建設を支援する取り組みを行っています。
貧困家庭で育った子ども達や孤児が入所しているシェムリアップ孤児院センターで子ども達の可能性を守るため、生活支援等を実施。
2011年からシェムリアップにある州立の孤児院センターに対して食料支援に取り組んでいます。またノートパソコン等を提供するなど年長児の就労支援のサポートにも取り組み、定期的に必要物品を寄贈して入所児童約30名の生活支援に努めています。
NPO法人スロラニュプロジェクトの障がい児支援以外の中心的な活動である救急救命講習と歯科支援。専門的な知識と経験を生かして学校や孤児院等で活動しています。
日本人の救急救命士と歯科医師による救急救命講習と歯科支援をカンボジア王国シェムリアップ州で取り組んでいます。基本、実施場所を固定して継続的な支援に努め、知識・技術・習慣の定着を目的に取り組んでいます。